DSIAC ウェビナーの全容公開 Q&A編 その2

前回の質疑応答の続きです。

Q7. これは実際に戦場でも使えるものですか?

A7. そういう用途も考えています。十分なデータは無いですが、PJさん(Far UV technologies)が紹介した商品(恐らくKripton Mか?)が向いてると思う。実践に投入するにはデータが必要。可能性は間違い無くある。

(PJさん)実際にNASAからのワンド(棒状の消毒器)の設計委託があり、それは陸軍からの資金供与だった。試作品であったが、最近の動向から再検討する価値あり。

◎ 陸軍・NASAが既に動いている。Kripton Mは、フィルター付きワンド。Care222ではないかと噂されている。

Q8. コストパフォーマンスは?

A8. 人力で消毒するのに比べると50〜100倍低いコスト。ランプは数千日使用可能で、10日間の最低賃金でも数百ドル/日、数千日だと何十万ドルが拭き掃除要員にかかる。装置は2500ドル程度、量産で更に安くなる。安い上に空間の消毒も出来るので圧勝。

◎ まず軍や行政で導入する事により、更に量産効果が生まれて民生用は更にお手頃な価格になりそうです。国や行政の補助金があれば更に早いスピードで普及可能と思われます。

Q9. 省略

Q10. 影や下部は?

A10. 呼気から出た飛沫は重力で落ちるので上部からの照射は有効。角度をつけたら表面の消毒は十分行える。

◎ 紫外線消毒器でよく聞かれる質問。影。感染ルートは主に飛沫(空気)で接触感染はごく稀と考えられるし、そもそも影になるような場所は接触も少なくウイルスの付着は少ない。ただ絶対では無いのでそういった部分で接触が多いところは人力で消毒する必要があるが、かなり作業が楽になるはずだ。

陸軍とNASAの話は気になりますね。このウェビナーでは、フィルターの有無に関してはそれほど話題に上がりませんが、先日のボーイング社のペーパーでは、フィルター付きに拘っていた感じがします。軍に売り込む時も、やはりより安全なフィルター付きを薦めてくるのではと個人的に思っています。

フィルター付き222nm Far UVC といえば。。。Care222®︎

あくまでも個人的な見解です。Care222®︎では無くても222nm が浸透することは良いことと思います。

あと4、5問ありますが、次の機会に。。。

* 英語-日本語訳は、機械翻訳の他、複数の方に確認して頂いてます。しかし、個々人の解釈の違いもあるかもしれませんので、本編動画プレゼン資料をご自身で確認して頂ければと思います。

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