親日国トルコでの記事です。222nmのFar UVCによる紫外線照射装置が紹介されています。
心臓専門医の教授、Ayhan Olcay博士を中心としたチームはこの装置で、既に様々な実験をし、その安全性と効果を確認しているとのこと。また、これらのプロジェクトメンバーの中に Vestel CompanyのMehmetCetinaBayer氏 が含まれていることに注目です。
Vestel Company といえば、トルコ マニサに本社を置く、世界最大級の家電製造メーカーで欧州では大きなシェアを持っている優良企業。そのVestel Companyがこのプロジェクトに関わっているとは驚きです。
写真をよくみていると、Vestel のロゴが。
「Initus-V」と呼ばれるそのシステムは、1ヶ月の間に11人の患者と4人の医療従事者に照射したが、目と皮膚の損傷はなかったようで、現在も人による実験を継続しているとのことです。
プロジェクトメンバーの一人のAlbayrak博士は、医師と患者が”Covid-19″から、より安全な環境にあり、医療従事者がリスクにさらされるのを防ぐ為のシステムを開発したと説明。
「このシステムでは、従来の紫外線の代わりに、人体への害が少ないことが知られている遠紫外線(222nm)を利用した装置をヴェステルとのコラボレーションで製作しました。倫理委員会から法的許可を取得した後、患者の多施設検査が開始されました。目標は、Covid-19だけでなく、他の細菌、ウイルス、酵母、花粉、微生物を除去することでもあります。これにより、手術、血管腫、病院、公共スペースがより安全になります」と述べた。
この記事だけ見ると、222nm のランプは、どこのメーカーかはわかりませんが、”特許取得済みのシステムは教授によって構築およびテスト・・・”という記事から、特許取得済みのCare222モジュールを使用した装置と読み取れなくはないです。しかも、見た目がそっくり・・・
しかし、いずれにせよ、222nm Far UVCは世界的に注目され、認知されてきている事は間違いないでしょう。それは同時にCare222にも注目が集まっていることになるのです。
今後の動向に注目、期待です!