DSIAC ウェビナーの全容公開 徹底解析 ①

https://www.dsiac.org/resources/webinars/222nm-uv-for-continuous-disinfection-of-occupied-buildings-and-vehicles-2/

24日にお知らせしたDSIACのウェビナーの全容(youtube)が明らかになりました。当サイトではAMGのcare222情報ブログ をはじめとするメンバーが結集してこの動画を解析、3回に分けて解説していきます。動画を字幕(英語・日本語)表示すると理解しやすくなると思います。

ウェビナー資料 

第1回 Game changing 〜 世界をかえるテクノロジー

第2回 Photoreactivation 〜 光再活性化させない222nm紫外線

第3回 Safety of 1 in quadrillion 〜 天文学的数字の確率 太陽光より安全?

この内容を予定しています(変更することもあります)

【第1回】 Game changing 〜 世界をかえるテクノロジー

ボーイング社 Technical Fellow Jamie Childress が ”Game changing 〜 世界をかえるテクノロジー として、222nm紫外線の優位性をグラフを交えて解説しています。254nm紫外線との違いは、上の図でもわかりますが、角質(タンパク質)の吸収率が実に25倍という点でしょう。この事実が222nm紫外線が安全であるという所以です。

皮膚・眼の曝露限界 (TLV)に関して触れています。皮膚は1,000 mJ/cm 2の人・動物に対して、目は600 mJ/cm 2までの動物に対して副作用が無い事を記しています。

コロンビア大学のマウスの実験が、無事に60週の試験が終わり副作用がないこと、現在、部検・病理学調査を行っている事にも触れています。間もなく結果が出る事でしょう。

ウシオ電機+コロンビア大学の実験にボーイング社も関わっているという情報は初出です。

・Work is ongoing with regulators ・・・(5番目)

「新しい人間と動物の安全性データに基づいて、222nmの制限を500mJ / cm2以上に引き上げる作業を規制当局と共同で進行している」とあります。これは既に規制緩和の流れが当局と間で調整が住んでいることを示唆しているように思えます。また時期に関しても年内後半にはという発言もしていることも注目すべき点でしょう。

最後に、222nm紫外線照射における内装部材の影響をテストしているボーイング社が「占領地域の継続的な消毒」といって締めています。これは、人がいる環境での照射、つまり航空機、旅客機における装備も視野に入れている事は間違いないでしょう。Filtered 222nm FAR-UVC “Care222®︎”搭載されたボーイング機が世界の空を飛び回ることも、そう遠い未来ではないと思います。(希望ですが)

* 英語-日本語訳は、機械翻訳の他、複数の方に確認して頂いてます。しかし、個々人の解釈の違いもあるかもしれませんので、本編動画プレゼン資料をご自身で確認して頂ければと思います。

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